越谷のホタルを育てる会
その2〜
「越谷のホタルを育てる会」小栗会長インタビュー〜
「越谷のホタルを育てる会」は、ホタルの飼育だけではなく、ホタルの保護もしている。
「越谷のホタルを育てる会」の会長であり、また「埼玉ホタル保全連絡協議会」の副会長をされている小栗勝年さんに、
「越谷のホタルを育てる会」の活動について伺った。
イン=インタビュアー
小栗=小栗勝年会長
イン:
小栗さんが発足にたずさわった「越谷のホタルを育てる会」設立のキッカケを教えてください。
小栗:
もともと子供好きだったので、当時地区の子ども会の会長をしており、今の子供達に是非ホタルを見せてあげたいと思っていたのです。
そんな時「埼玉県ホタルの保全連絡協議会」の総務であり、「越谷のホタルを育てる会」の事務局長でもある
鈴木正明さんと出会い、出羽地区の公民館で子供達にホタルの鑑賞会を開いたところから始まりました。
あの時は公民館に大勢の方が集まりました。
イン: 「越谷のホタルを育てる会」を運営していく上でのモットーはありますか? |
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小栗:
会を通じて越谷市民の皆さんに、越谷にもまだ自然は残っているんですよということを、
これからもずっとアピールしていくことですね。
また、今3つの小学校でホタルの幼虫を配り、子供達にも勉強の1つとしてホタルの飼育をしてもらっているのですが、
ホタルという命ある生き物を育てながら感性や感情を豊かにしていってもらいたいです。
自分達の育てたホタルが光りながら飛べば嬉しくなったり、逆に一生懸命育てたホタルが死ねば悲しくなったり、
そういう人間として当たり前で大切な気持ちを感じてほしいといつも思っています。
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イン: それでは、「越谷のホタルを育てる会」の会長さんとして嬉しいこと、または大変なことを聞かせてください。 |
小栗:
嬉しいことは、会員の皆さんがホタルを育てることを生きがいにしてくださっていることです。
ホタルは一見華やかな生き物ですが、実際に育ててみると地味な活動であったりするので、
そんな中でも自分自身の生きがいにしながら飼育してくださることがとても嬉しいですね。
また、花田苑での鑑賞会の時、会員の皆さんが一般のお客さん達から喜びの声を頂いたというお話を聞くと、
会員の皆さんの喜びを感じることができて、それが自分への喜びにも繋がります。
ただ、年々会員さんが減少気味なので、これからの会のことを考えると少し大変ではあります。
でも、ホタルも「越谷のホタルを育てる会」も大好きなので、多少の大変なことでも楽しんでやっています。
それに、会員の皆さんの喜ぶ顔を見ると、大変さや苦労も吹き飛んでしまいますよ。
イン:
今後、「越谷のホタルを育てる会」をどのようにしていきたいですか?
小栗:
まず、来年は花田苑で鑑賞会を始めて10周年なので、何かいつもとは違うイベントを予定しています。
また「越谷のホタルを育てる会」について賛同していただける会員さんが、もっと増えたらと思います。
特に、中学生や高校生の若い皆さんにも是非入っていただき、いろんな世代の方達が一緒になって、
会を盛り上げていけたらと思っています。
イン: 「越谷のホタルを育てる会」の会長さんとして、越谷に住む人たちへのメッセージを聞かせてください。 |
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小栗:
越谷市民の皆さんにも、ホタルの住めるような自然がまだ越谷にも残っているんだという気持ちを是非持ってほしいですね。
そして、毎年鑑賞会を開くことができるのは、なんといっても見に来てくださる皆様のおかげなので、
いつもいらっしゃってくださる方にはまた来て頂きたいですし、まだ一度も鑑賞会へ来たことがない方には、
今年是非とも足を運んでいただきたいです。
1人でも多くの方々に見に来てほしいのです。どうぞ宜しくお願いします。
イン:
そうですね。せっかく越谷でホタルを鑑賞できるとても良い機会なのですから、
より多くの方々にいらっしゃって頂きたいですね。今日は、お話をありがとうございました。
【記事】 越谷っ子特派員 阿部智恵美 (2006年7月取材)