地域の一人暮らし高齢者と交流
「大相模会食サービスグループ」
のみなさん
一人暮らしの高齢者の方々に、月に一回、昼食を提供している大相模会食サービスさん。
大相模地区のPTA役員だった方々が、子育てが一段落し、何か地域に貢献できることはないかと考え、
平成3年3月に設立。
社会福祉協議会のもと、越谷市内各所に会食サービスグループがあるということだが、
こちら大相模グループの特徴は、地元住民が自主的に立ち上げ、活動をはじめた点。
大相模地区センターが調理室や会食会場を提供するなどのバックアップをしている。
準備中をお伺いしたところ、皆さんとても楽しそうに、にぎやかにお料理中―。
この日のメニューは、グリーンピースご飯、肉ジャガ、鮭のホイル焼、揚出し豆腐、蛤のお吸い物、
酢の物、白菜の漬物、コーヒーゼリーと、春を感じさせるお料理。
「メニューは、一人暮らしではなかなか作らない、できないような料理や、参加される一人暮らしのご高齢者の方々のリクエストを聞いて決定しています。月に一回の食事会ですから、皆さんが食べたいもの・おいしいものを楽しく食べていただきたいです」と、リーダーの高山さん。
27名のボランティアが、3名ずつ当番制でメニューを決め、買い出しをする。
今回の当番さんのおひとり松本さんは「ボランティアや一人暮らしの方々など、地域の人たちと交流ができ、
自分自身楽しく活動しています。また、当番さんの決めたメニューを教え合ったり、自分と違う食材の使い方や料理法を覚えられるのも魅力です」と語ってくださいました。
午前11:30、参加者の方々が続々と会場へ。
「このお吸い物いい味ね」「どれもおししいわ」「みんなでおしゃべりできるのが楽しみ」という声。
温泉の話やテレビの話をしながら昼食をいただき、高齢者の方もみなさん完食!
来月4月の会食は、お弁当を持って、バスで千葉県の桜の名所へお花見。
12月にはクリスマスパーティーをしたりと、季節のイベントも取り入れた活動をしている。
住民同士交流&協力しながら、みんながハッピーになれる活動をされている、大相模会食サービスグループさんでした。