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文教大学 遊びながら学べる
「歴史カードゲーム」作る!


学生にとって暗記科目として敬遠されがちな社会科。

そんな社会科を、ゲーム感覚で楽しみながら学んでいこう!という狙いで、今回、文教大学が「歴史カードゲーム《幕末編》」を制作した。

文教大学では今、日本史ゼミの全体研究として、教育現場の実践的内容を研究している。具体的には教材の開発などを通して、教科の学習効果を上げること。その中の一つが今回制作した「歴史カードゲーム《幕末編》」である。

2006年12月4日、文教大学は、この「歴史カードゲーム《幕末編》」を社会科教材として、越谷市教育委員会(教育長 中野 茂 氏)を通じ、越谷市立小中学校全校(小学校29校、中学校15校、計44校)に各校20セットずつ、合計880セット寄贈した。

「歴史カードゲーム《幕末編》」は、基本的には『遊戯王オフィシャルカードゲームデュエルモンスターズ』(コナミ株式会社)のルールに準拠していて、多くの子どもたちにとって、とてもなじみやすく気軽に楽しめる。

また、カードの人物やアイテムの作画、構成のアイデア等については文教大学が行い、 特に歴史人物画は学生たちが製作に参加した。遊び学びながら、絵にも是非注目したい。


 今回の「こしがや産業フェスタ2006」でも、すでに多くの子どもたちがこのカードゲームを実際に体験。(右の写真の図は「こしがや産業フェスタ2005」【2005年11月27日実施】での実演風景)

もしかしたらこの「歴史カードゲーム《幕末編》」で越谷の子どもたちがちょっとした歴史博士になったりするかもしれませんよ!

なお、「歴史カードゲーム」は《戦国時代編》も計画中とのこと。
小中学校のみなさん、お楽しみに!

【記事】 越谷っ子特派員 阿部智恵美 (2006年12月8日)