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見どころ・観光

 ■キャンベルタウン野鳥の森■

自然の中で野鳥に出会える
エミューやワラビーもいます

キャンベルタウン自然の森は、越谷市と姉妹都市であるオーストラリア・キャンベルタウンの動植物に親しむことができるミニパーク。 姉妹都市提携10周年記念に、キャンベルタウンから贈られてくる「自然」を理解することを目的に建設された。

キャンベルタウンは、昔は穀倉地帯として小麦栽培の盛んな田園地帯であったが、現在ではシドニーの近郊都市として都市化が進み、 人口が急増している都市。田園から首都へのベッドタウンと変化した点、越谷と共通しているかもしれない。

 園内に入ると、まずエミューとワラビーがお出迎え。 「野鳥の森」という名前から想像して、小鳥しかいないのかと思っていたので、ちょっと驚きだ。

エミューは飛べない鳥としては、ダチョウに次いで2番目に大きな鳥。その卵もダチョウに次いで2番目に大きく、 深い青緑色なのが特徴。実物の卵も展示してある。
エミューたちは、見ている人間たちが気になるのか、しきりに前をゆさゆさと横切っていく。


 ワラビーたちは、気持ちよく日向ぼっこか、ほとんど動かない。。。
ワラビーの成長は特徴的だ。外に産み落とされたワラビーの赤ちゃんは、お母さんの作ってくれた道を 自力ではい上がって袋の中に入る。そのときの赤ちゃんの体長はわずか1.5cm、 重さは1gほどしかないというから驚きだ。 最初は袋の中で母乳を飲んで成長→ 約180日 袋の中から顔を出すようになる→約230日 袋から出たり入ったりして→ 約330日 袋から出てひとり立ちする。

二重ドアを抜けて中へ。

ゲージの中には、オーストラリアの色鮮やかな鳥たちが多種飼育されており、 その数は23種146点にもなる。(2004年12月現在)

 また、キャンベルタウン野鳥の森全体が、巨大ネットで覆われており、木々に囲まれ小川がせせらぐ自然風景のなかを、 野鳥たちが自由に飛びまわっている。

オーストラリアを代表する
ユーカリの木も発見。

木立を歩きながら、枝にとまる野鳥の姿や、水辺で水浴びをする様子を間近で観察できる。どこにどんな鳥がいるのかわからない、 ちょっとしたドキドキ感あり。お目当ての野鳥を探してまわるのも楽しいだろう。

途中、私の後ろをちょこちょことついてくる野鳥が―。ズグロトサカゲリという鳥らしい。 こちらからもどんどん近づいてみたが、一向に逃げない。野鳥と急接近!… 歩いても歩いてもついてくる。 橋を渡るところで、ようやくあきらめて帰っていった。

「私って野鳥に好かれてる?!」とちょっと得意になっていたら、それは野鳥の森名物、パトロール好きの ズグロトサカゲリ『パーシー』。 「縄張りをパトロールしていますので、刺激しないでください」と看板があった。 怪しい人物かチェックされてましたか??

今回は発見できなかったが、飼育用として世界中で人気のオカメインコなども、 森のなかを自由に飛び回っているそうだ。

 出口付近には、鳴き声が人の笑い声に似ている「ワライカワセミ」が、じーっと夕暮れの空を見上げていた。 ふるさと・キャンベルタウンが恋しいのか。何思うワライカワセミ…。

森の外には、アスレチック風の遊具のある公園も。入園料も安く(なんと大人100円、子供30円!)、野鳥ファンのみならず、 小さいお子様のいるファミリーにもおすすめのスポットだ。

 また春休みには『春休み動物ふれあいコーナー』を予定。
その他、子供の日には、移動動物園がやってきて、ポニーの乗馬や、うさぎ、モルモットと 触れ合えるイベントも開催している。


キャンベルタウン野鳥の森 

住所 越谷市大字大吉272−1
電話 048(979)0100
開園時間 9:00〜16:00 (入園は15:30まで)
休園日 月曜日(月曜が祝日の場合はその翌日休)、年末年始、その他管理上の臨時休園あり
入園料 100円(高校生以上) 30円(小・中学生)
無料(未就学児)
公式HP http://www2.ocn.ne.jp/~yacho/
アクセス 北越谷駅東口より「ゆめみの東・エローラ」「弥栄団地循環」行きバス
 小田急弥栄団地入口下車 徒歩5分